
春の柔らかな光が波間にきらきらと踊り、心地よい潮風が頬をなでる季節がやってきました。
兵庫の豊かな海岸線を訪れるのは、今年も「潮干狩り」という名の宝探しの時間です。
砂の柔らかな感触を指先に感じ、波音に耳を傾けながら無心に貝を探すひとときは、子供から大人までが等しく夢中になって貝を探して遊べます。
そんな潮干狩りの素朴な魅力を再発見してみませんか。
この記事では、2026年の潮干狩りに向いているタイミングや個性豊かな5つのスポットを紹介しています。
また、現地で心地よく過ごすための持ち物や砂抜きのコツまでわかりやすくお伝えします。
兵庫県の潮干狩り人気スポット5選

兵庫県内には、古くから愛される潮干狩りの名所があります。
干潟や、都会のすぐそばに広がる砂浜など、個性豊かな潮干狩り場が点在しています 。
家族で賑やかに過ごしたり、大切な人と静かに波打ち際を歩いたり。
自分に合う潮干狩り場を見つけて、今年の春を楽しみませんか?
- 1. たつの・新舞子海水浴場 ・・・ 関西最大級 マテ貝狙いならここ!
- 2. 姫路・的形海水浴場 ・・・・・ 設備が整っていてファミリー向け
- 3. 赤穂・唐船サンビーチ ・・・・ 遠浅で小さなお子様も安心 公園併設で1日遊べる
- 4. 須磨海岸 ・・・・・・・・・・ 駅チカで便利!電車で行ける都会のオアシス
- 5. 姫路白浜潮干狩り場 ・・・・・ 今年は春~秋まで潮干狩りができるロングラン開催
1. たつの・新舞子海水浴場
関西最大級 マテ貝狙いならここ!
関西随一の広さを誇る干潟が、たつの市の新舞子海水浴場に広がっています。
潮が引くと、広大な砂浜が出現します。
ここでは、アサリ以外にもマテ貝が収穫できることで有名です。
塩をかけると、にょきにょき出てくるマテ貝は、大人でも思わず夢中になってしまいます。
潮干狩りの人向けの休憩所としての宿があります。
その宿で潮干狩りのチケットを購入すると宿内の休憩料金も含まれます。
チケット代に、ひとり数百円を上乗せするだけでシャワー等が利用できて、室内で休憩をとることができます。
※潮見表
http://sinmaiko.jp/siomihyou/siomihyou4.html
http://sinmaiko.jp/siomihyou/siomihyou5.html
2. 姫路・的形海水浴場
設備が整っていてファミリー向け
姫路市の東端に位置する的形海水浴場です。
ここではアサリが最も多く採れます。
たくさん採るには、波打ち際を探すのがコツです 。
運が良ければ、少し深い場所に眠るハマグリに出会えるかもしれません 。
この場所の魅力は、何といっても充実した設備にあります。
広々とした休憩所(海の家)やシャワー、更衣室が完備されており、小さな子供連れでも安心して一日を過ごせます 。
電話をすれば、駅からの無料送迎バスの利用もできます。
※潮見表
3. 赤穂・唐船サンビーチ
遠浅で小さなお子様も安心 公園併設で1日遊べる
赤穂市の唐船サンビーチは、波が静かで遠浅の砂浜が続きます。
ゆったりと過ごしながら貝を探すことができます。
ビーチのすぐ隣には赤穂海浜公園が併設されています。
潮干狩りのあとに、芝生の上で過ごすこともできます。
小さなお子様が貝探しに飽きてしまっても、大きく移動することなく場所を変えて遊べるので安心です。
※潮見表
https://jfakou.com/wp/wp-content/uploads/2026/03/%E6%BD%AE%E4%BD%8D%E6%99%82%E8%A1%A82026_0310%E4%BF%AE%E6%AD%A3.jpg
4. 須磨海岸
駅チカで便利!電車で行ける都会のオアシス
JR須磨駅のホームに降り立った瞬間、目の前に海が広がります。
須磨海岸は、都会の日常と非日常の境界線が最も近い場所にあります。
電車を降りてわずか1分で、波打ち際にたどり着ける利便性は、他の場所にはない贅沢です。
日々の喧騒から少しだけ離れたいとき、ふらりと訪れることができる都会のオアシスです。
日替わりイベントも用意されています。
※潮見表
https://jfakou.com/wp/wp-content/uploads/2026/03/%E6%BD%AE%E4%BD%8D%E6%99%82%E8%A1%A82026_0310%E4%BF%AE%E6%AD%A3.jpg
5. 姫路白浜潮干狩り場
今年は春~秋まで潮干狩りができるロングラン開催
昨春8年ぶりに潮干狩り場が復活しました。
そして、今年は秋まで開催を予定していて、長期間潮干狩りができる珍しいスポットとして出現しました。
(ゴールデンウィークとお盆以外は土日のみ営業)
多くの場所が6月でシーズンを終える中、ここは「もう少しゆっくりと潮干狩りを楽しみたい」という願いを叶えてくれます。
山陽電車「白浜の宮駅」から徒歩16分と徒歩圏内もうれしいポイントです。
※潮見表
兵庫県の潮干狩りは車?電車?それぞれのメリットとデメリット

兵庫の潮干狩り場を訪れる際、まず考えるのは「どうやって辿り着くか」という選択です。
潮干狩りは、万全の準備をしようとすると、どうしても荷物が多くなりがちです。
また、収穫したアサリを持ち帰る帰路は、さらに重さが増してしまいます。
移動手段それぞれの特徴を知って、自分たちにぴったりの旅のスタイルを選んでみましょう。
車でアクセスする場合 自由度と荷物のゆとりが魅力
多くの荷物を積み込める車は、潮干狩りの強い味方です。
- 荷物量を気にしなくていい: 重いバケツやクーラーボックス、濡れた着替えなどを気兼ねなく積み込めます。
- プライベートな空間: 小さなお子様がいたり、疲れて帰りに眠ってしまったりしても、自分たちのペースで移動できます。
- 駐車場の確保が最優先: ほとんどの会場に駐車場がありますが、ゴールデンウィークや大潮の時期は非常に混雑します。
- スムーズな入庫のコツ: 多くの会場では午前9時頃から列が伸び始めます。満車や渋滞を避けるためにも、早めに現地に到着するスケジュールを組みましょう。
- 目的の駐車場が満車だった場合に備え、周辺のコインパーキングなども事前に確認しておくと安心です。
公共交通機関でアクセスする場合 渋滞知らずの軽やかさが魅力
電車やバスを利用すれば、渋滞のストレスなく海へと向かうことができます。
- 時間が読める: 渋滞に巻き込まれる心配がなく、予定通りに移動できます。
- 道中も楽しめる: 車窓からの風景を楽しんだり、須磨海岸のように駅から徒歩1分で海に辿り着ける贅沢を味わえたりします。
- 帰りの荷物の重さ: 行きは身軽でも、帰りは海水を含んだ衣類や採れたアサリを持って歩くことになります。
- 駅からの距離: 会場によっては、最寄り駅やバス停から15分以上歩くケースもあります。
無料送迎バスの有無や、一緒に行く人が歩ける距離かどうかを事前に確認しておきましょう。
どちらの手段を選ぶにしても、それぞれの良さを活かした準備が大切です。
荷物をコンパクトにまとめてスマートに電車で向かうか、車にたっぷりの安心を積み込んで出かけるか。
あなたらしいお出かけスタイルで訪れてみてください。
兵庫県の潮干狩り 初心者必見 潮干狩りを120%楽しむための服装や持ち物リスト

潮干狩りは、海水温がまだ低めの時期からシーズンが始まります。
出かける日の天候や潮の満ち引きによって、体が海水につかる割合が大きく異なるため、必要な備えも少しずつ変わります。
とはいえ、特別な装備をそろえる必要はありません。
充実した一日を過ごすために、「海辺の相棒たち」をご紹介します。
潮干狩りをする時に身につけるものや服装
波打ち際に立つとき、まず大切にしたいのは素肌を守ることです。
春の海辺は想像以上に日差しが強く、紫外線も力強さを増している時期です。
日焼け対策の準備をしっかりしましょう。
•水着と薄手の長袖
子供だけでなく、大人も基本的には水に濡れてもいい服装がおすすめです。
ただし、泳ぐわけではないので、水着の上にラッシュガードや薄手の乾きやすい長袖。
ハーフパンツの下は、水着のレギンスを組み合わせるといいでしょう。
濡れた状態で砂がかかることもあるので、汚れてもいい服を準備しましょう。
•マリンシューズ・足首が固定できるサンダル
砂の柔らかな感触を楽しみつつ、不意に現れる貝殻の破片から優しく足を守ってくれます。
はだしでも遊べますが、持っているだけで安心感が違います。
•麦わら帽子やキャップ
海風に飛ばされないようにしましょう。
首の後ろまでカバーできるタイプがおすすめです。
•柔らかなタオル
首元に巻けば汗を拭うだけでなく、日除けにもなる便利なアイテムです。
•サングラス
強い日差しや紫外線から目を守ります。
•日焼け止め
春とはいえ、日差しを浴びます。
首、耳の後ろ、足の甲は特に普段意識しないところなので、丁寧に塗って対策しましょう
•水遊び用パンツ
小さなお子様がいる場合は、水遊び用パンツを何枚か持っていくのがおすすめです。
100均グッズでOK おすすめの道具と活用術
道具をそろえるのに本格的なものをそろえる必要はありません。
身近な100円ショップの品々でも十分準備できるものもあります。
また、潮干狩り場の近くの100円ショップの店舗では、潮干狩り専用セットを販売しているところもあります。
•小ぶりな熊手
砂をそっと撫でるように、宝探しをするための必須アイテムです。
•プラスチックバケツ:
泥を落としたり、手をあらったり、貝を入れたりと使い勝手がいいです。
明るい色を選ぶと目立ちやすいので、バケツを砂浜に置いたときも自分たちの場所を見つけやすく目印になります。
•キッチン用のザル
採った貝を海水で洗う際に重宝します。砂を落とし、貝の状態を確認します。
•排水溝用ネット
かさばらず手軽に持ち運べ、採った貝を小分けにするのにも役立ちます。
•液体調味料の容器:
先端が細いドレッシングボトルなどは、マテガイ用の潜っている穴に塩を入れるのにぴったりです。
•金物製の園芸用スコップ
プラスチック製よりも力が伝わりやすく、マテガイの穴を潰さずに砂を掘り進めることができます。
暑さ寒さ対策がカギ 冷たいお茶と温かいお茶で体温を回復するコツ
夢中で貝を探している間は気づかなくても、海風に吹かれ、水に触れ続けた体は、春の陽気とは裏腹に少しずつ熱を奪われています。
また、日によっては汗ばむ陽気の中で貝を探すという状況になることもあります。
その日の天候や潮の満ち引きに合わせて、意識的に体を休めてあげましょう。
•乾いたタオルで水分を拭き取る
海から上がったら、まずは濡れた肌を丁寧にふき取りましょう。
これが冷えを防ぐ第一歩です。
•濡れてもいい上着を羽織る
寒い時は体を温めることを意識しましょう。
•魔法瓶の温かいお茶で内側から温める
潮の満ち引きが少なめの時は、海水に体がつかる部分が多くなります。
体が思っている以上に冷えますので、体を温めるのに温かいお茶は大変重宝します。
潮の満ち引きが大きく暖かい日は、海水につかる部分が少なくなります。
汗をかくこともありますので、熱中症対策として必要になります。
※ほとんどの場所で自動販売機の設置もありますが、寒いのに暖かい飲み物がない。となることもあります。
その逆ももちろんありますので、持っていくのが安心です。
•レジャーシートの上で静かに過ごす
その日の天候や潮の満ち引きに合わせて、潮干狩りの合間に、ゆっくりする時間をとりましょう。
体が冷えてしまった時には、太陽を浴びながらトランプなどのカードゲームを楽しみます。
また、ゆっくりと昼食をとったりしながら過ごします。
冷えた体が温まり、体力が回復するのを待つ時間も退屈になりません。
その他 あると便利なもの
・着替え、予備のタオル
着替えは予備を持っていくのをおすすめします。
特に子供は全身ずぶぬれになる可能性が高いです。
予備の着替え一式を用意すると安心です。
・クーラーボックス、保冷剤、空のペットボトル、新聞紙
貝の持ち帰りに使用します。
・軽食
すぐに食べられるおにぎりやパンがあると混雑する時期は重宝します。
・現金
自動販売機や、現地の支払いはまだ現金が必要な所もあります。
小銭も含めて少し持っていると安心です。
・ゴミ袋
45Lのゴミ袋を数枚持っていくと、濡れたり汚れたりした服を入れるのに便利です。
また、クーラーボックス内にゴミ袋を2重にし使用するとクーラーボックスに汚れが付くのを防ぎます。
兵庫県の潮干狩りの現地での過ごし方と施設情報

兵庫の海辺で過ごす時間は、貝を探す楽しさはもちろん、波の音を聴きながらリフレッシュできる貴重なひとときです。
こうした時間を最後まで穏やかに楽しむために欠かせないのが、事前の「施設情報のチェック」です。
潮干狩りの会場によってそろっている設備や持ち込んでいいものが大きく異なっています。
足洗い場の場所、トイレの有無、休憩所の設備もあらかじめ知っておくことは、現地での小さなストレスを未然に防ぎ、安心感に繋がります。
また、貝毒の発生や天候によっては、当日に潮干狩り中止になったりするため、必ず現地の情報もこまめに確認しましょう。
砂浜にマイスペースを作って快適に過ごす方法
レジャーシート以外に、簡易テントも自分たちのスペースづくりに役立ちます。
(ただし、場所によってはテント等の持ち込みができないところもありますので、必ず事前に確認しましょう。)
強い日差しを遮る日陰になります。
そして、濡れた服を着替えるプライベート空間としても利用できます。
また、海風に少し冷えた体を休める休息の場としても活躍してくれます。
テント設置の際に大切にしたいのは、「海との距離感」です。
「今はまだ遠くに波があるから」と波打ち際のすぐそばに広げてしまうのは少し注意が必要です。
潮は、私たちが夢中で砂を掘っている間に、静かに満ち引きをしています。
楽しく貝を探している間に思っていた以上に時間がたっていた。
なんてこともあります。
濡れた砂の跡や、貝殻が打ち上げられているラインよりも一段高く少しはなれた場所を選んでください。
満ちてくる潮を気にせず、遊ぶことができます。
海の家や周辺の宿でゆっくり過ごすプラン
浜辺に並ぶ「海の家」や周辺の宿の休憩プランを利用するのも一つの選択です。
座敷に腰を下ろし、手ぶらでゆっくりと体を休めることができます。
砂抜き用の海水を分けてもらったり、温かいシャワーで潮や砂を流したり過ごしやすい環境がそろっています。
また、宿によっては、貴重品を預かってくれるサービスをしているところもあります。
兵庫県の潮干狩り 帰宅後も美味しく貝の持ち帰り方と砂抜きの方法

潮干狩りは、自分たちで収穫した貝を持ちかえり食すところまで楽しめます。
おいしく食べるためには、新鮮な状態を保ち、砂抜きが上手にできることが最大のポイントと言えるでしょう。
鮮度を保つ持ち帰りのコツ
貝の鮮度のいい状態をできるだけ保って家まで持って帰るには貝たちが眠る環境を整えてあげることが大切です。
車の場合は、車内の温度も上がりやすいため工夫が必要です。
潮干狩り中は、海水をいれたクーラーボックスに入れて、その中に採った貝を入れておくと、砂を勝手に吐いてくれるので、持ち帰ってからの砂抜きが楽になります。
・クーラーボックスに保冷剤を忍ばせる
貝の鮮度を保つための基本ですが、冷やしすぎは禁物です。
凍らせたペットボトルなどを使い、穏やかな冷気を保ちましょう。
• 海水に浸した新聞紙で貝を包む
冷気が直接当たらないよう、また貝が乾燥しないように優しく包み込みます。
揺れ動く海水の中で運ぶよりも、湿った新聞紙にくるまれて「静かに休んでいる」状態の方が、貝は体力を消耗せず、鮮度を保つことができるのです。
• 現地の海水をペットボトルに汲む
忘れてはならないのが、貝が育ったその場所の海水です。
空のボトルに汲んで持ち帰るそのひと手間が、帰宅後の砂抜きを驚くほどスムーズにしてくれます。
失敗しないアサリ マテガイの砂抜き
家に着いたら、貝たちを砂から解放しましょう。
潮干狩りの余韻をキッチンで楽しみながら、貝の砂抜きの準備をしましょう。
・平らなバットに網を敷き、貝を並べる
貝を重ならないように広げるのがポイントです。
底に網を敷くことで、一度吐き出した砂を貝が再び吸い込んでしまうのを防ぎます。
持ち帰った海水を、貝の頭が少し出るくらいのひたひたの深さまで注ぎます。
海水が足りない場合は、水1リットルに対して約40gの粗塩を溶かして、海水に近い水を作ってあげましょう。
・新聞紙などで蓋をし、暗い場所で休ませる
上から新聞紙や蓋を被せて、辺りを暗くしてあげてください。
暗闇の中で安心した貝たちは、やがてそっと水管を伸ばし、一日の砂を吐き出し始めます。
貝が砂を吐き出す時には、思っている以上に水が飛びます。
・3〜4時間ほど静かに待つ
アサリもマテガイも、静かな場所でゆっくりと休ませます。
時折、ピチャッと小さな水音が聞こえてくるかもしれません。
それは貝たちがリラックスして呼吸をしている合図です。
・仕上げに水道水でこすり洗いをする
砂抜きが終わったら、最後に水道水で殻同士をこするように洗います。
殻がきれいになったら、調理をしておいしくいただきましょう。
炊き込みご飯や、お吸い物。バターソテーや、酒蒸し。色々と楽しめます。
2026年 兵庫の春は海へ潮干狩りに出かけよう

潮干狩りの一日は、たくさん採れた貝の重みはとてもうれしいものです。
もちろん、潮風や波音に包まれて過ごす時間の心地よさもまた、大きな魅力です。
2026年の春。忙しい日常のスケジュールの合間に、あらかじめ「海へ行く日」を書き込んでみませんか。
事前の準備を整え、潮の満ち引きという自然のリズムに身をまかせて過ごしてみてください。
その時間は、心身をリフレッシュさせる良いきっかけになります。
足元に伝わる水の冷たさや、自ら見つけた貝の輝きなど、一つひとつの体験が明日への活力に繋がっていくはずです。
この春、ぜひ兵庫の豊かな海へと足を運んで潮干狩りを楽しんでみてください。
波打ち際で過ごす穏やかな時間が、新しい季節を歩む元気を与えてくれるでしょう。